製品造りへの想い
グルテンフリー
            私達は米粉麺を造りたいと思い始めたのは、2020年のコロナの始まりでした。
            パンデミックや環境問題や世界で起こる戦禍など未来に大きな不安を抱えるなか、お店は売上激減し足元はガクガクの中で、じっと耐えて待つより新しいことに挑戦する絶好のチャンスが到来したと前を向いて進む事に決めたのです。
            その頃、海外に住んでいたお友達から、私の食生活の中心はプラントベースやグルテンフリーと聞かされ驚きました。
            何故今このような食生活がトレンドとなりつつあるのかに注目しました。
        
2つの要因
            1つ目は、消費者の健康志向に対する強い感心が高まって来た。
            食肉や乳製品といった動物性の食材は取りすぎると、生活習慣病の原因となります。
            このため、植物性の食材を使って作られる食品を摂取し健康を維持するという動きが強まっています。
            2つ目は、持続可能な食生活へ転換。世界規模で見ると、将来的に食肉は供給量が不足すると予測されています。
            この「たんぱく質危機(プロテイン・クライシス)」に対応するために、プラントベース食品が注目されはじめたのです。
            これに加えて、家畜の飼育・出荷などを含めると、二酸化炭素排出量を削減する観点でも評価されています。
            また、先進国を中心に取組むSDGsの流れも背景にあります。
            また、こんな記事を目にしたことがあります。
            「最近人気モデルや著名人が実践している話題のグルテンフリー、健康に関心の高い人やダイエットを目指す人たちを中心に注目を集めています。
            世界ナンバーワン・テニスプレーヤーのジョコビッチ選手がグルテンフリーの食事に変えたことで、3大グランドスラムを制し、男子ランキング1位になったことも改めて注目されています。」
        
本当の米粉100%への挑戦
            そこで、私達が注目したのがお米でした。
            日本のお米は美味しいと世界からの評価も高く、また国策としての米の生産を守りたい、農家を守りたい、米需要を増やすために弊社はうどん屋から起業しましたので、米粉を使った麺を作ろうと考えました。
            米粉100%で作った麺はすぐに出来ました。海外のお友達や知人に喜び勇んで試食をお願いしたところ、以外な答えが帰って来ました。
            この米粉は純粋に米粉100%じゃないわねと言われビックリしました。
            このような健康を意識された食生活をされている方々からすると、増粘剤や加工でんぷんなどの添加物が入っているものも避けられることを知らされました。
            この日を起点に私達の挑戦が始まるのです。
        
米粉と水だけへのこだわり
            米粉と水だけで麺を造ることの難しさに直ぐに直面しました。
            小麦粉と違いグルテンがない米粉は繋がらない特製があり、何度も何度も試行錯誤をしますが、最後の麺帯完成寸前でボロボロと崩れて麺になりませんでした。
            私達はグルテンに変わる繋ぎの役目をする植物原料(例えば、東北地方で有名なアカモクなど)を日本中探しては取寄せ試すも思う物までに到達しませんでした。
            ここまで来たなら、何がなんでも混ぜものを一切いれずに「水」と「米粉」のみでまた、「塩」も使わず作ってやろうと覚悟を決めました。
            諦める事なく2年半の試行錯誤を繰り返し進める中で様々なヒントが蓄積され、ある日、天から大きなヒントが舞い降り直ぐにやって見たところ遂に完成し、私達は喜びを爆発させました。
            取り掛かりから2年半、一日も早く待って下さるお客様に届けたいとの想いでコンタミを排除するため米粉麺製造工場(独立単体工場)を建設、そこで製品化したものが「う米どん」®です。
            小麦粉で作る製品はうどんと呼ぶことができるのですが、米粉で使った麺は「うどん」ではないため、「う」と「どん」の間に「米」を挟んで、「うまいどん」と命名しました。
        
グルテンフリー
章タイトル
内容をここに表示します内容をここに表示します内容をここに表示します
ビッグタイトル
章タイトル
内容をここに表示します内容をここに表示します内容をここに表示します
